感動的なブラームス
感動的なブラームス
ワイン専門店ピノ ノワールはワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介致します。
ワインの傍らでセンス光る会話はその人の知性を感じさせる。
文章は人柄を表すとか、話し方でその人の育ちがわかる。
ですからワインを楽しみながらクラシック音楽や絵画の会話をしたい。
いきなりその手の高尚な会話は無理である。
ですから、芸術に造詣が深い小生が上手にエスコート。

先日、感動的な演奏があった。
昨年11月15日である。
指揮者はネヴィル・マリナーである。
当時90歳。
オーケストラはN響。
椅子にも座らず立ちながらの指揮であった。
海外から珍品とは言わないが、誰だかわからん指揮者を招聘してくる同オケ。
ですが、今回は拍手である。
多分、オケのメンバーも学生時分に親しんだ指揮者に違いない。
それは大半の聴衆も同じである。
そうなると会場は独自の充実感に満たされる。
自ずと、演奏も格段に上質になるのだ。
ですから演奏後、聴衆は立ち上がり拍手を送っていた。
私なぞは涙がポトポト・・・、鼻水タラタラ・・・、であった。
最後はイギリス人紳士らしくコンマスと2人で退出し笑いを誘っていた。
また長寿は素晴らしいものである。
現在でも根強い人気であるドイツの巨匠フルトヴェングラーにも接している。
マリナーが、フィルハモニー管弦楽団に在籍していたときの話しである。
今ではフルトヴェングラーを知る貴重な人物となっています。
前半のベートーヴェンのヴァイオリン・コンチェルト。
この作品はソロ・ヴァイオリンは難しいが指揮は比較的容易である。
無難であった。が私の簡感想。
そして後半はブラームスのシンフォニーである。
第1番、ブラームスの力作である。
聴き所満載のロマン派最大最強の作品。
ですから聴衆も期待大である。
マリナーの年季の入った指揮、これがいい。
味わいが出てており豊かであった。これが私の簡感想。
表情やら僅かな動きに敏感に反応するのが最上のオケとするのならば。
まさに今回のN響はこれに該当する。
楽譜を追いながらのテレビ鑑賞でしたが、勉強になる指揮であった。
聴く度に新たな発見があるのがブラームスの作品である。
N響のメンバーも相当が入れ替わり進化なのか後退なのかしている。
音質は、以前より軽くなり重厚なブラームスは期待できなかった。
しかし、さすがマリナーという素晴らしい指揮者で熱が入っていた。
90歳にして、前後半と指揮する姿は感動的であった。
芸術音楽に触れる。
それは時に厳しく時に感動的である。
涙度:★★★★★
一言:生きてて良かった!!
ワイン専門店ピノ ノワールはワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介致します。
ワインの傍らでセンス光る会話はその人の知性を感じさせる。
文章は人柄を表すとか、話し方でその人の育ちがわかる。
ですからワインを楽しみながらクラシック音楽や絵画の会話をしたい。
いきなりその手の高尚な会話は無理である。
ですから、芸術に造詣が深い小生が上手にエスコート。

先日、感動的な演奏があった。
昨年11月15日である。
指揮者はネヴィル・マリナーである。
当時90歳。
オーケストラはN響。
椅子にも座らず立ちながらの指揮であった。
海外から珍品とは言わないが、誰だかわからん指揮者を招聘してくる同オケ。
ですが、今回は拍手である。
多分、オケのメンバーも学生時分に親しんだ指揮者に違いない。
それは大半の聴衆も同じである。
そうなると会場は独自の充実感に満たされる。
自ずと、演奏も格段に上質になるのだ。
ですから演奏後、聴衆は立ち上がり拍手を送っていた。
私なぞは涙がポトポト・・・、鼻水タラタラ・・・、であった。
最後はイギリス人紳士らしくコンマスと2人で退出し笑いを誘っていた。
また長寿は素晴らしいものである。
現在でも根強い人気であるドイツの巨匠フルトヴェングラーにも接している。
マリナーが、フィルハモニー管弦楽団に在籍していたときの話しである。
今ではフルトヴェングラーを知る貴重な人物となっています。
前半のベートーヴェンのヴァイオリン・コンチェルト。
この作品はソロ・ヴァイオリンは難しいが指揮は比較的容易である。
無難であった。が私の簡感想。
そして後半はブラームスのシンフォニーである。
第1番、ブラームスの力作である。
聴き所満載のロマン派最大最強の作品。
ですから聴衆も期待大である。
マリナーの年季の入った指揮、これがいい。
味わいが出てており豊かであった。これが私の簡感想。
表情やら僅かな動きに敏感に反応するのが最上のオケとするのならば。
まさに今回のN響はこれに該当する。
楽譜を追いながらのテレビ鑑賞でしたが、勉強になる指揮であった。
聴く度に新たな発見があるのがブラームスの作品である。
N響のメンバーも相当が入れ替わり進化なのか後退なのかしている。
音質は、以前より軽くなり重厚なブラームスは期待できなかった。
しかし、さすがマリナーという素晴らしい指揮者で熱が入っていた。
90歳にして、前後半と指揮する姿は感動的であった。
芸術音楽に触れる。
それは時に厳しく時に感動的である。
涙度:★★★★★
一言:生きてて良かった!!
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