シューベルト冬の度とブルゴーニュの古酒
シューベルト冬の度とブルゴーニュの古酒
ワインのある生活だからこそ当店ではクラシック音楽をご紹介致します。
贅沢にも四季を楽しめる日本。
季節季節に合うワイン、そして料理、音楽。
これらをじっくりと味わい、より一層季節を感じる。
本格化した寒さにブルゴーニュワインは一段とおいしさと深みを与えてくれる。
深々とした寒さにシューベルトのリートがまた恋しくなる。
しかも久しぶりにレコードで・・・・
声楽はやはり針を通しての温もりが一番なんだな。
☆フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)享年31歳。
ロマン派を代表する大作曲家。
しかしその人生があまりにも短いのが残念です。
歴史にもしもはありませんが、彼が長生きだったらと考えてしまう。
どんなシンフォニーやリートを残したのかと、とても残念である。
ですが、後世の私達に温もりある名曲を数多く残している。
私もシューベルトの早すぎる死を思う年になってしまった。
冬の旅は、ミュラーの詩をもとにシューベルトが手を加え作曲。
優れた歌曲はすぐれた詩によって生まれる点で、まさに模範例。
冬の旅の特徴はピアノが単なる伴奏ではなく、
詩の風景を音にして表現されている。
それと一青年の気持ちが写実的動画のように描かれている点。
この季節にワインを飲みながら冬の旅を鑑賞する。

☆ おすすめレコード
ハンス・ホッター(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1954年5月24~29日
☆ 合わせたいワイン
2001 ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ デ シャンパン
ドメーヌ ベルナール ド ラフランジュ
いつも私は思う。
シューベルトのリートには上質なブルゴーニュが合うと。
それも古酒がいいのだ。
不思議でも何でもない。
温もりあるシューベルとのリートは、
落ち着きがあり達観したブルゴーニュの古酒がいい。
シンプルでありながらブルゴーニュらしさのあるエティケット。
生み出されるワインもまたクラシカル。
私はヴォルネイを愛している。
そして素晴らしい生産者をとても愛している。
我が強くなく優美でフィネス溢れる。
ヴォルネイは熟成を経て本来の姿を現す。
そこがシューベルト冬の旅に合うのかもしれない。
アールグレイの紅茶、キノコ、湿った土などのブーケが漂う。
熟成を経て丸みの帯びた酸味。
酸味すら味わいを感じる。
若い時分の単調で無表情な酸ではないのだ。
そして粉れ少し鉄分を感じるタンニン。
やはり一皮も二皮も抜けたヴォルネイは一段と素晴らしい。
余韻は最後の最後に魅せる輝きそのものでる。
ですからシューベルトの作品をやさしく包みます。
私もこの心境に到達したいものである。
追伸
因みに、シューベルトは気さくで人柄がよく大のワイン好き。
と言うか大のアルコール好きであったらしい。
私は彼とお会いした事はありませんのでちょっとした「うわさ」ですけど。
シューベルトさん、節度を持ってワインを楽しみましょうね!!
ワインのある生活だからこそ当店ではクラシック音楽をご紹介致します。
贅沢にも四季を楽しめる日本。
季節季節に合うワイン、そして料理、音楽。
これらをじっくりと味わい、より一層季節を感じる。
本格化した寒さにブルゴーニュワインは一段とおいしさと深みを与えてくれる。
深々とした寒さにシューベルトのリートがまた恋しくなる。
しかも久しぶりにレコードで・・・・
声楽はやはり針を通しての温もりが一番なんだな。
☆フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)享年31歳。
ロマン派を代表する大作曲家。
しかしその人生があまりにも短いのが残念です。
歴史にもしもはありませんが、彼が長生きだったらと考えてしまう。
どんなシンフォニーやリートを残したのかと、とても残念である。
ですが、後世の私達に温もりある名曲を数多く残している。
私もシューベルトの早すぎる死を思う年になってしまった。
冬の旅は、ミュラーの詩をもとにシューベルトが手を加え作曲。
優れた歌曲はすぐれた詩によって生まれる点で、まさに模範例。
冬の旅の特徴はピアノが単なる伴奏ではなく、
詩の風景を音にして表現されている。
それと一青年の気持ちが写実的動画のように描かれている点。
この季節にワインを飲みながら冬の旅を鑑賞する。

☆ おすすめレコード
ハンス・ホッター(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1954年5月24~29日
☆ 合わせたいワイン
2001 ヴォルネイ プルミエ・クリュ クロ デ シャンパン
ドメーヌ ベルナール ド ラフランジュ
いつも私は思う。
シューベルトのリートには上質なブルゴーニュが合うと。
それも古酒がいいのだ。
不思議でも何でもない。
温もりあるシューベルとのリートは、
落ち着きがあり達観したブルゴーニュの古酒がいい。
シンプルでありながらブルゴーニュらしさのあるエティケット。
生み出されるワインもまたクラシカル。
私はヴォルネイを愛している。
そして素晴らしい生産者をとても愛している。
我が強くなく優美でフィネス溢れる。
ヴォルネイは熟成を経て本来の姿を現す。
そこがシューベルト冬の旅に合うのかもしれない。
アールグレイの紅茶、キノコ、湿った土などのブーケが漂う。
熟成を経て丸みの帯びた酸味。
酸味すら味わいを感じる。
若い時分の単調で無表情な酸ではないのだ。
そして粉れ少し鉄分を感じるタンニン。
やはり一皮も二皮も抜けたヴォルネイは一段と素晴らしい。
余韻は最後の最後に魅せる輝きそのものでる。
ですからシューベルトの作品をやさしく包みます。
私もこの心境に到達したいものである。
追伸
因みに、シューベルトは気さくで人柄がよく大のワイン好き。
と言うか大のアルコール好きであったらしい。
私は彼とお会いした事はありませんのでちょっとした「うわさ」ですけど。
シューベルトさん、節度を持ってワインを楽しみましょうね!!
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