クラシック音楽を活用せよ。 (静岡 ワイン)
クラシック音楽を活用せよ。
現代人は右脳で遊ぶ事をあまりしなくなったのかもしれない。
右脳を最大限に活用させるにはベルリオーズの幻想交響曲がいい。
恋に狂った狂幻世界。

第1楽章は、恋人に出会う前の不安や希望に満ちている。
鏡を見たり、そわそわしながらも楽しい時間である。
第2楽章のワルツ。優雅に恋人と踊る。
これから起こる絶望の前の一時の幸せである。
そして第3楽章から変調の兆しを見せる。
前半は希望的で安らぎに満ちている。しかし恋人への不安。
そして、遠雷・・・・。
ショッキングなのは第4楽章。遂にストーカーと化し恋人を殺してしまう。
展開は早く、この天才作曲家の凄さがわかる。
あっと言う間にギロチンで首がすぽ~んと飛ぶ。
聴衆はあまりの展開に考える時間を与えられない。
ただ、受け入れるのみである。
第5楽章は、さながらハリー・ポッターの世界である。
魔女の夜会、亡者も飛び出し、うめき声あり、まさに狂乱。
そして、完全にマイケル・ジャクソンのスリラー状態となる。
しかし、コーダは息もつかせずに見事なフィナーレで終わる。
ですから、この作品は常に満場の拍手を貰える。
ミュンシュなど得意としている指揮者が多いのもわかる作品である。
ベートーヴェンが亡くなった3年後の作品。
それを考えると素晴らしさがわかる。
ベートーヴェンの進化と革新を確実に受け留めた1人がベルリオーズである。
視覚で確認が出来ないから、こそ右脳で感じる。
ですからベルリオーズの作品は大切である。
この超革新的作品はクラシック音楽へ波紋を投じるものであった。
2014年8月29日。
小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏。
久しぶりに小澤さんの幻想を聴いた。
幻想は10代の頃、小澤指揮で生演奏を聴いた以来である。
今回はテレビ観賞ですが、気合たっぷりでいい演奏だった。
この作品で重要な楽器であるティンパニーの奏者ライナー・ゼーガース。
この人もかなりポイントが高い。
チェロの木越さんも相変わらずダンディーな雰囲気を醸していた。
何よりもマエストロ小澤が元気そうで安心しました。
しかし、会場ホールの音響が悪く、せっかくの演奏も少し寂しく感じた。
ベルリオーズ
幻想交響曲 作品14
一聴きあれ!!
現代人は右脳で遊ぶ事をあまりしなくなったのかもしれない。
右脳を最大限に活用させるにはベルリオーズの幻想交響曲がいい。
恋に狂った狂幻世界。

第1楽章は、恋人に出会う前の不安や希望に満ちている。
鏡を見たり、そわそわしながらも楽しい時間である。
第2楽章のワルツ。優雅に恋人と踊る。
これから起こる絶望の前の一時の幸せである。
そして第3楽章から変調の兆しを見せる。
前半は希望的で安らぎに満ちている。しかし恋人への不安。
そして、遠雷・・・・。
ショッキングなのは第4楽章。遂にストーカーと化し恋人を殺してしまう。
展開は早く、この天才作曲家の凄さがわかる。
あっと言う間にギロチンで首がすぽ~んと飛ぶ。
聴衆はあまりの展開に考える時間を与えられない。
ただ、受け入れるのみである。
第5楽章は、さながらハリー・ポッターの世界である。
魔女の夜会、亡者も飛び出し、うめき声あり、まさに狂乱。
そして、完全にマイケル・ジャクソンのスリラー状態となる。
しかし、コーダは息もつかせずに見事なフィナーレで終わる。
ですから、この作品は常に満場の拍手を貰える。
ミュンシュなど得意としている指揮者が多いのもわかる作品である。
ベートーヴェンが亡くなった3年後の作品。
それを考えると素晴らしさがわかる。
ベートーヴェンの進化と革新を確実に受け留めた1人がベルリオーズである。
視覚で確認が出来ないから、こそ右脳で感じる。
ですからベルリオーズの作品は大切である。
この超革新的作品はクラシック音楽へ波紋を投じるものであった。
2014年8月29日。
小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏。
久しぶりに小澤さんの幻想を聴いた。
幻想は10代の頃、小澤指揮で生演奏を聴いた以来である。
今回はテレビ観賞ですが、気合たっぷりでいい演奏だった。
この作品で重要な楽器であるティンパニーの奏者ライナー・ゼーガース。
この人もかなりポイントが高い。
チェロの木越さんも相変わらずダンディーな雰囲気を醸していた。
何よりもマエストロ小澤が元気そうで安心しました。
しかし、会場ホールの音響が悪く、せっかくの演奏も少し寂しく感じた。
ベルリオーズ
幻想交響曲 作品14
一聴きあれ!!
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