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アナコタ

アナコタ

ワイン専門店ピノ ノワールからおすすめをご紹介。

アナコタ

先月、最も印象的であったワイン。
うわさで知っていたアナコタ・・・。
えっ ア・ナ・コ・ン・ダ。
そ、それはヘビです。
と、面白くない冗談を差し込んどきました。
(意外に後でプフッてね・・・。)
(意外に後で爆笑!!)それは病院で診察してもらって・・・。
実際に飲んでみてそのおいしさに驚いた。

ワイナリーもここ数十年で激増のカリフォルニア。
1976年のパリ・ティスティング。
あの高らかな勝利から約40年。
益々興味深いワインが増えている。

★ 2010 ヘレナ ダコタ ヴィンヤード CS
  アナコタ
  米国 カリフォルニア
  当店販売価格¥12960(税込)

カベルネ・ソーヴィニヨン100%。
新樽100% 単一畑。
意外とこの関係が多いのがカリフォルニア。
しかし過剰な演出なものも知見される。
アナコタは早摘みを実践し新たな境地を開拓。

華やかで芳醇。
芳醇とは私にとって最高の褒め言葉。
鼻腔から抜ける香りと質感は、喜びを言い尽くせない。
ブラックベリーのコンポートにヴァニラ、丁子。
ですから複雑さも兼ね備える。
まろやかな口当たりは口中で広がる。
過度に感じさせないのは、やはり酸のお蔭。
高い質の酸は芯がありながらも余白がある。
また緻密なタンニンは網目が綺麗で印象的。
大切な余韻も持続性があり申し分ない。

おすすめ度:★★★★★

一飲みアレ!!
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おすすめバローロ

おすすめバローロ

ワイン専門店ピノ ノワールからおすすめワインのご紹介。

ますますワインがおいしくなる季節。
ピエモンテのワインがまた格別。
熱烈にネッビオーロが恋しくなる。
魅力的な人物や感化される詩があるように・・・。
品種でもテロワールでも造り手でも惹きつける力がある。

バローロ

週末にバローロを楽しみたい。
わかります、ご褒美ですね。
しかし百花繚乱・・・。
有名、無名、実力派、天才肌と生産者も個性的。
でしたら当店にお任せあれ!!

バローロの著名生産者であるアルド・コンテルノ。
現代人の指向に添うバローロを創作する。

★ 1999 バローロ ブッジア
  アルド・コンテルノ
  当店販売価格¥12929(税込)
  おすすめ度:★★★★★

コンテルノの銘クリュ、ブッジア。
まるでシャンボール・ミュジニーのGCミュジニーを彷彿させる。
華やかな香りに品を兼ね備え野ばら、エキゾチックなニュアンス。
ワクワクさせるコンテルノのバローロである。
力強さを持ちながら綺麗なミネラルに溢れている。
まるでグスタフ・マーラーの交響曲第9番のアダージョ。
あの甘美な持続性を私は感じてしまう。
これぞ我々が求めていたテイストである。

一度は飲むべきだ!!






フランス音楽とポムロール

フランス音楽とポムロール

私がうっとりするマリーアジュ。
それは感性ある音楽とワイン。

ポムロール

牧神の午後への前奏曲。
言わずと知れたドビュッシーの傑作。
ドイツ音楽にはない色彩。
私、恥ずかしながら若い時は全く理解出来なかった。
しかし豊かな経験をさせて頂きその素晴らしさに開眼。

昼寝をしていたらうつらうつら・・・。
すると奔放な牧神の気ままな遊戯。
見事な描写で右脳を最刺激。創作の泉は枯渇無し。

この作品とポムロールがいい。
それか紅茶もいいね。

★ 12 Ch プリウール ド ラ コマンドリー

ボルドーワインはジロンド川左右両岸、素晴らしい。
勿論、左岸派、右岸派と好みが分かれる場合もある。
それには歴史的な背景の差が関係する・・・。
自ずと左岸はイギリスが最大の顧客。
しかしポムロールはベルギーでの市場が依然大きい。
実は多彩なスタイルを楽しめるのがポムロールである。
主役は勿論メルロー。
全く対照的なスタイルもあり興味が尽きない産地。
感性で楽しめるのもポムロールの特徴である。

今回ご紹介のコマンドリー。
メルローらしい肉感、質感に感無量。
細部の細部まで素晴らしい表情。
故にバランスも完璧で美的ワインである。

隙のないマリアージュは最高である。







俺のクラシック音楽雑談に付き合え!!

俺のクラシック音楽雑談に付き合え!!

ワインも食欲も読書欲も金銭欲?も増す、この季節。
ク、ク、クラシック音楽も旨い!!
特に極寒系の作曲家はその旨さが増す。
だから、だから、私の雑談に付き合ってくれ!!

繊風にチャイコフスキーが身に染みる。
多彩な作品群はどれも絶品で私の大好物。
中でもチャイコといえばシンフォニーが人気。
後期三部作は完成度が高い。
しかも作品のキャラクターはまるで違う。
ですから聴順にも作法がある。
逆流は作品のキャラ的にダメである。
第4番と5番を入れ替えるのは許容範囲だ。
それだけ最終作品は重い・・・。
昂揚感を求めるのなら第4番だ。
人生や死感を求めるのならば第6番。
そして第5番のどこか英雄的響き・・・。
口がさみしいとき飴玉を舐める。
そんな感じで気軽に心へ放る。
熱心な返答がある素晴らしい作品。
とても満ち足りる傑作である。
それこそ数々の録音、名演が存在する。
来日したアバドの指揮も情熱的だった。
ウィーン・フィルとムーティ。
長い蜜月関係で両者良好。
それもいいが演奏は何だか極スリム。
モダン的と言えば聞こえはいいが・・・。
創造の欠如は考えものだ。
ですから私はムーティーの音源は一つもない。
まっ昨今では、この手の演奏ばかり。
ですから不思議ではありませんが・・・。
クラシック音楽の凋落っぷりはわかる気がするな。

藤枝からワインを発信するワイン専門店ピノ ノワール
2015年10月19日






贈り物にもいいね。(スペイン2本組)

贈り物にもいいね。(スペイン2本組)

ワインの楽しさはその多彩さ。
ですから当店では一つの国に囚われず・・・。
視野を広くワインを取り扱っています。

藤枝からスペインワイン

スペインは個性的な味わいが多い。
一言で言えば幅が広い。
しかしそれは柔軟とも言える。
やはり歴史的な背景もあるのだろう。
贈答にスペインワイン。
何もフランス、イタリアの独壇場ではない。
彼らは器用にシラーやシャルドネを使う。

★ 2014 ムッソ シラー オーガニック
☆ 2014 ムッソ シャルドネ オーガニック

シラーは心地良い香りで完熟したタンニン。
ですから親しみやすい仕上がり。
シャルドネは多用な味わいが存在する。
トロピ系の香り中心で豊かな果実感。
口中に広がる旨みいっぱいの仕上がり。

ここで簡単にワイナリーの紹介。
紹介するのはワイン専門店ピノ ノワールのマスター。
えっマスター?
自称少他称マスターでございます。
1911年創業。若きチームが斬新なワインに取り組んでおります。
その活動の場はリオハやプリオラートなど12の産地に及ぶ。
ムッソはコスパを大切に単一品種でオーガニックのシリーズです。

おすすめ度:★★★★☆










88歳指揮者のベートーヴェン

88歳指揮者のベートーヴェン

当店ではワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介。

楽譜2

ヘルベルト・ブロムシュテットが冴えている。
もう88歳・・・。
高齢とは思えないベートーヴェン解釈。
新版を貪欲に研究。
第3番はその成果が垣間見れる。
溌剌とした演奏でN響も乗っていた。
私が10代の頃好きなN響の指揮者だった。
勿論今でも敬愛しています。
しかし、凄かったな・・・。凄かった!!
88歳指揮者のベートーヴェン
第3番は退屈な面もあるので、あくび位したい。
しかしブルムシュテットの演奏だとそんな余裕はない。
驚くべき人物だ。
あっ彼ってベジタリアンなんだよな。
それが影響しているのかな?

それにしても第3番の飛躍には驚く。
第1、2番の流れが一気に革新的。
あの響きに当時の聴衆は驚いたと思う。
私の好きな作家である井沢元彦氏が常々語る。
今の我々から見ると常識だった事が当時は違う。
確か、そんな事をおっしゃっていた。
今、ベートーヴェンは素直に受け入れられている。
しかし、当時は正に革命的だった。
いやいやはっきりと革命的であった。
ウィーン・フィルの結成当時の理念の一つ。
それがベートーヴェンを上手に演奏するであった。
この事からもわかります。

ベートーヴェンの崇高な世界体験あれ!!
ベートーヴェンはある意味クレイジーだよ。

彼のピアノ・ソナタ聴いてご覧、あれは孤高の天才だ。







今月のワインはこれにシナ!!

今月のワインはこれにシナ!!

世界各国のワイン達が日々入荷。
うんうん、みんな綺麗な面構えですよ。
って、照れないで照れないで・・・。
照子さんと言いますよ。または照男さんだ。
と、無事に前置きは終わりました。

南ア ワイン

果てしなきワインの旅路。
それは風景が変わる楽しい旅である。
南アフリカの風景もまた興味深い・・・。
17世紀の大航海時代がもたらしたワイン。
西洋の貪欲さがこの地に恵みと悲劇を与えた。

★ 2014 ワンダリング ビースト シラー
  プティノ
  南ア スワートランド

良質な赤の産地。
非常に古い地層で年間雨量も少ないのが特徴。
ピノ タージュやシラー、CSが特に注目。
そしてシャルドネやシュナン ブランも目が離せない。

驚く程に濃厚。
しかも密度が濃いので舌上に残る。
南アのワインはどれも特徴的。
しかし、これは断トツに・・・。
脳裡に焼き付く、残る・・・。
余韻の残存が次日も感じる程に・・・。
生産者のプティノはかなりの情熱人。
相まって相乗効果の賜物である。
その土地のポテンシャル、気候、造り手の知恵。
それらの絡みが格上のワインを生む。


おすすめ度:★★★★★

一飲みは必須だ!!






カリニャンを再考いや最高。

カリニャンを再考いや最高。

う~ん気に入ったこのタイトル。
さすがであると自己満足。
男の自己満足程気持ち悪いものはない何て言わないで。

カリニャン

ワインの捉え方はその人次第。
それでいい。
ポピュリス・・・。
人々に味わって頂きたい。
願望も込めて。
以前、白を紹介させて頂きました。
思った以上の反響で驚いた。
ですから今回は赤。
ポュリスらしくカリニャンで勝負。
低価格なイメージもあるかもしれない品種。
しかしUCデイヴィス校出身の4人に掛かればまさに奇跡。
本来の果実味と全面に演出された親しみやすさ。
単調にならないのは伸びのある酸の成せる技。
これは本物だ。

★ 2014 ポピュリス カリニャン
生産量も僅かで貴重。







生誕150年のシベリウス

生誕150年のシベリウス

当店店主はクラシック音楽に造詣が深い。

楽譜2

実に感動的な作品を創作するジャン・シベリウス。
生誕150年である。
北欧の天才作曲家であり私が好きでもある。

素晴らしい作品が多いが今回は第5番。
この5番は先の偉人ベートーヴェンを意識する。
ですが、私はシベリウスと言いたいのか、全く私流である。
年齢的にも充実し長女の結婚や初孫と幸せ中。
しかし世界は第1次世界大戦・・・。
第4番の苦心を引きずりながらの作品。
変ホ長調の雄大な響き。
Vnが得意なシベリウスとしては何故、この調性かと不思議。
管楽器を鳴らせたかったに違いない・・・。

第2楽章の小動物が動き回るような様子。
聴いていて微笑んでしまう。
リズムが大切な楽章。
単純な運びであるが逆に難しい。
音楽ってこれなんだなと思う。

第3楽章が終楽章である。
終わりの9小節は珍味である。
最初に鑑賞した時は狐につままれた状態であった。

極寒の地の作曲家だけあり寒冷地を感じさせる。
小国フィンランドは強国に挟まれた国。
ですから愛国心を感じる作品は心を打つ・・・。

一聴きアレ!!







1歩二歩高級ワインは当店で!!
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VISA,Mastercard対応
ワインの種類は縦横無尽!!
   【店舗ご紹介】

ピノ ノワール店主

Author:ピノ ノワール店主
静岡県藤枝市
ワイン専門店ピノ ノワール店主。
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
ワインとクラシック音楽に生涯をかけています。
近隣の焼津市、島田市、静岡市、浜松市や相良、御前崎からもご来店。
バッハからストラヴィンスキーまで幅広くクラシック音楽を溺愛。
自らもヴァイオリンを弾き人生に華を添えています。
そんな超個性豊かな店主ですが宜しくお願い致します。
銘器ヴィヨームと私
私がベートーヴェンのスプリング・ソナタを弾いている写真。(1991年)
1850年製の銘器 ニコラ・ヴィヨーム。
当店のHPは以下をクリックhttp://www.p-noir.com/

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創業明治37年
酒造業から酒類問屋を経て新たにワイン専門店としてがんばっております。
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【会社情報】
ワイン専門店ピノ ノワール
(株)杉井隆治商店
創業明治37年
会社設立43年
平日:10:45~20:00
祝日:10:45~19:30
定休日:水曜
   :25日直前の火曜日
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