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モーツァルト最後の傑作(焼津 ワイン)

モーツァルト最後の傑作

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誰でも知っているクラシック音楽の作曲家、モーツァルト。

短い生涯ながら珠玉の作品揃い。

シンフォニーからオペラそしてコンチェルトなど幅が広い。

やはりケッヘル500番台からが神がかっている。

このケッヘルは人物名である。

彼はカール大公の息子たちの家庭教師をした人物。

42歳から豊富な年金を得て悠々自適な生活をしながらモーツァルトの作品目録を完成させた。

(因みにカリフォルニアを代表するワイン、オーパス・ワン。
これは作品番号1と言う意味ですが、ベートーヴェンの作品番号はOpで表します。)

ケッヘルの番号最後である626、この作品はレクイエム。

途中でモーツァルトは命が果て断筆となる。

残りは弟子の手に委ねられた。
(今では様々は版が存在します。)

これはレクイエムでも最高傑作であろう。

音源的には豊富にありこの作品の人気具合がわかる。

惜しくも今年の1月に亡くなったアバド晩年の演奏も凄い。

少しピリオド奏法を取り入れた響きは、私の脳裏から離れない。

過去の音源では、ワルターの超名盤もある。

しかし、私が10代の頃から愛聴しているのが、ベーム盤である。

ウィーン・フィルとの黄金コンビで、さすがである。

★ カール・ベーム指揮
  マティス ソプラノ
  ハマリ  アルト
  オフマン テノール
  ブッシュ バス
  ウィーン・フィル
  1971年4月 ウィーン、ムジークフェラインザールで録音

 おすすめ度:★★★★★
 お涙度:★★★★★
 心の浄化度:★★★★★

一聴きアレ!!





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おすすめシャンパーニュ 

おすすめシャンパーニュ

ワインは人々を魅了する。

ワインで人生が華やかになった人達も多い。

そして、シャンパーニュは飲み手を魅了する。

それはシャンパーニュの持つ高品質なイメージも寄与している。

ですから日常から贈り物まで宝重する。

諸君、もう一度言おう。

日常から贈り物まで宝重する。

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今回は、ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィスをご紹介。

少量を輸出、大半が国内消費の造り手。

勿論、レコルタン・マニピュラン。

あのボランジェにブドウの供給していた。

と、どうですか?

味わいたくなりましたね。

でしたら早速、ワイン専門店ピノ ノワールに行かなくては!!

「あっお金を忘れないで下さいね。」

★ NV カルト・ドール・ブリュット
  ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス
  
  ピノ ムニエ 60%
  ピノ ノワール30%
  シャルドネ 10%

グリーンがかった、濃いイエロー。
泡立ちに力があり魅惑的。
やさしいミネラル感にゴールデンデリシャスや洋ナシの豊かな香り。
当店の常連様にも初来店の方にも、これはこれはお勧めだ!!
ワイン専門店の店主をしていてよかった。
「えっ吹けば飛ぶようなちっぽけなお店じゃないか!!」
「そうです。小さなワイン専門店です。」
サワークリームに軽くトーストやキノコのニュアンス。
酸も上品でバランスもよく余韻まで手抜かりなしのRM。

一飲みあれ!!

ヴィヴァルディ作曲の四季。 (焼津 ワイン)

ヴィヴァルディ作曲の四季。

ワインの季節でもありクラシック音楽の季節でもある。

そして読書、食、服装もあれやこれや楽しめる。

ゆっくり随筆を書いて過ごすのも、また一興。

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ヴィヴァルディ作曲の四季

バロック時代の傑作。

クラシック音楽最大級のベストセラーと言える。

どこのご家庭でも分厚い動物、人物事典はある。

結局は読まなく、だだの家宝。

四季も聴かれず家宝になっているのかもしれない。

それは、それは勿体無い。

「あ~勿体無い。う~もったいない」

眠っているあなたの家宝を聴くべきだ。

昔は、あ~眠いと感じたかもしれないが、今度は違うかも。

ヴィヴァルディの四季は素晴らしいのだよ・・・・。

やはり、長期に渡り演奏されるのが傑作の一つの尺度。

その尺度に十分に該当する。

そして四季は、標題音楽と捉えてもいい。

と言うか、標題音楽として味わうべき作品。

コンサートで聴く楽しさもある。

ワインとだって、日本の文化であるお茶とでもいい。

イギリスの紳士から「我らの紅茶でもよろしいと思うが!」と一言。

日本の四季とも素晴らしく合う。

ですからヴィヴァルディは日本人の為に作曲したと思うと、より感動的。

春の第1楽章はあまりに有名。
春は西洋人も東洋人も区別なく心が躍る。
そして、時代も関係がなく同じ心情である。

夏の第3楽章、プレスト。
聴き応えがありバロック音楽の域を超越。
夏の天気は劇的に変わるのである。

秋は収穫という大切な季節。
村人たちの踊りから実りある秋なのだろう。

寒い、寒い、しかしワインは売れる時期。
ひとりのワイン愛好家としても店主としても感謝な季節。
私の大好きなロベール・グロフィエのシャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズを楽しみながら聴くのがいいね。
ソロ・ヴァイオリンも凛と寒さを醸す。
そして、トゥッティで何故か温かみも感じる。

第2楽章、外は寒いから暖炉でゆっくり本でも読みながら過ごす。
そんな情景。
現在なら暖房が効いた部屋でインターネットだろう。
ネット・サーフィンしながらヴィヴァルディの四季を楽しむ。
時代が変われど、人間基本は同じである。

第3楽章、しかし、冬は外で遊ぶのも楽しい。
氷上での滑る、転ぶを繰り返すのもいいものだ。

この四季は短編小説のようで小気味いい。

ここで、おすすめ音源を言わねばならぬだろう。

銘器ヴァルネル・デル・ジェスを弾くアイザック・スターン。
★ ヴィヴァルディ

 四季ヴァイオリン協奏曲集 作品8

 アイザック・スターン(ヴァイオリン、指揮)
 エルサレム・ミュージック・センター室内管弦楽団
 1977 Oct エルサレム 録音

家宝は楽しむべきである。
一聴きあれ!!






絶望的なシューベルト  (焼津 ワイン)

絶望的なシューベルト

気持ちがいい日は、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番を聴きたい。

若かりし頃、一生懸命弾いた思い出の曲でもある。

深く悩み、絶望の淵を彷徨っている時はチャイコの第6番を・・・・・。

この作品を聴いて自暴自棄な人は、即刻中止して頂きたい。

そして、昨日のロジャー・ノリントンのシューベルト。

時間にゆとりがあり暇で暇でしょうがないなら聴いてくれ。

シューベルトの作品自体は最高、ですがノリちゃんの指揮が・・・・。

最近はシューベルトを上手に鳴らす演奏家がいなくなった。

サイモン・ラトルもシューベルトは痛々しい。

交響曲第7、8番。

昔は第8番と9番でした。

昔といってもテラノザウルスが天下のあの時代ではありません。

作品番号が変わるのは困る。

えっ未完成は何番でザ・グレートは?・・・。となってしまう。

クラシック音楽愛好家も日本の人口問題と同じで、高年齢層が大半。

クラシック音楽のコンサート会場は、一変した。

作品番号が変わると、脳の活性化にはいいが迷子になる。

私はノリちゃんの演奏は大変苦手。

私の苦手なピーマンのほうがまだいい。

N響はこの指揮者を頻度高く招く。

ノリちゃんも日本が好きだ、お金はガッツリ頂けるしオケも従順。

聴衆も理解がある。

私も、恐る恐る毎度聴いてしまう。そして後悔するのである。

シューベルトもこれでは心穏やかに永眠できないだろうな。

ノリちゃん、また懐が潤い、ご満悦、これからも来日は止められんだろうな。

追伸、
ウィーン・フィルの濃密なシューベルト最高。
当初はウィーン・フィルの十八番ではなかった。
しかし、ベームなど素晴らしいマエスロに恵まれウィーン・フィルのシューベルトが確立された。
ザ・グレートの序奏は実りある響きだよな。これぞ芸術!!










極少ドメーヌを楽しむ。(焼津 ワイン)

■ 極少ドメーヌを楽しむ。

日本語は美しいと、本当に思う。

私の好きな言葉は「舌鼓を打つ」。

誰もが知っている言葉・・・・・。

おいしさのあまり舌で鼓を打つ、奥ゆかしい言葉である。

この言葉は、もしかしたら平安時代のお公家さんが使っていた言葉なのかもしれない。

などと想うとより言葉は美しく、楽しい。

ブルゴーニュ最小規模のドメーヌであるクリヴェ。

所有する畑は0.5haとラ・ロマネの畑の半分くらいである。

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2002 Ladoix Les Vris
     Domaine de Clivet

恵まれたヴィンテージのラドワ ルージュ。

素直な味わいはラドワの真骨頂。

熟成を経ても素直さは変わらない。

人間のように見栄を張ったり、詭弁を使うなどと縁遠く、感心させられる。

テロワールを素直に表現するブルゴーニュに出会うと、新鮮な気持ちにさせられます。

一飲みあれ!!


ミケランジェリのベートーヴェン。  (静岡 ワイン)

■ ミケランジェリのベートーヴェン。

心地いいのはミケランジェリのピアノ。

そして心地いいピアノ・コンチェルトはベートーヴェンだ。

ミケランジェリ、いい響きである。イタリアンな響きである。

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、天才ピアニストである。

私はベタな名前で、少々残念。

ロシア風にドミトリー・タカシンスキーなんて私には合っている。

5回来日した天才ピアニスト。神経質でありながら独自の哲学を持つ。

このミケランジェリのピアノ哲学に聴き手は魅了されるのだ。

演奏する作品もクライバーよりは広いが限られている。

私の見識ではモーッァルト、ベートーヴェン、シューベルト、リストやラベル等。

そして、ドビュッシーは特に素晴らしい。 一聴きの価値ありだ!!

一方のベートーヴェンのピアノ・コンチェルト。

私は第5番は大好物で、もし三大美女の楊貴妃に会えるのと、この第5番の初演どちらを選ぶ?

となったら迷わず楊貴妃だ。

いやいや第5番だ。 そう第5番だ。絶対に第5番だ、運命っだ!!

一瞬、気の迷いが生じました・・・・・。

楊貴妃>ベートーヴェンの第5番

そんな事はありません。

楊貴妃<ベートーヴェンの第5番である。

リストなどロマン派に影響力を与えた作品。

ある意味、ごっつくなく柔軟な作品で、これがベートーヴェンかなと思われる方も多いと思う。

しかしだ、ベートーヴェンは繊細で美しい作品が多いのが事実。

何も、私の好きなショパンだけの独壇場ではないのである。

薄暗い音楽室の肖像画のイメージが強すぎるのだ。

実際の作品は成熟した美しさがある傑作揃いです。

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★ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番
  ミケランジェリ ピアノ
  チェリビダッケ 指揮
  フランス国立放送管弦楽団
  1974年10月16日

【私的見解】
ピアニストと指揮者。
これぞ、変人同士の共演。
変人は普通の人がいて初めて変人扱いされる。
しかし、お互いげ変人だと、「あなたも変人ですか?」
「私もです。」と妙に気が合い。
まともな演奏をする、これがその好例である。
これがベット上でなくて良かった。それだと変態になってしまう。

一聴きあれ!!

買いだ!! (焼津 ワイン)

買いだ!!


国により、人種により動物の声の聞こえかたは違う。

宗教だって違う。

宗教が違えば考え方も違うし行動だって変わる。

食事の仕方だって随分変わる。

古代ローマのように多神教だったら平和なのかもしれない。

私は古代バビロニアの酒の女神シドゥーリに好かれていれば文句ない。

欲張りだがギリシャ神話のディオニューソスに薫陶を得て、

今後も素晴らしいワインに出会えるように導いて頂きたい。

突然ですが、一口にセクスィー、いやすいません。

一口にセクシーっと言っても違う。

西洋的には、マリリーモンローがセクシーなのだろう。

しかし残念だ。 残念だ!!

今年の夏は海水浴に行かなかったのでモンローを拝めなかった私。

完全にその手の神には見放された。

・・・・とこれは男性目線で申し訳ない。

私的に、ワインならばサンテミリオンのパヴィ・マカン。

肉感的でボリーュムがある。

エキス感いっぱいでとてもジューシー。

甘くオリエンタル風に香り、不思議さを合わせ持つワイン。

かと言ってとても飲みやすくその口当たりはサンテミリオン随一。

それにしもセクシーである。

おすすめです。

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★ 08 シャトー パヴィ・マカン
  
 当店販売価格¥7500(税込)

 おすすめ度:★★★★★
 モンロー度:★★★★★
 コスパ度 :★★★★★

ですから買いだ!!



正統派で楽しむ?

正統派で楽しむ?

正統派ワイン専門店であるピノ ノワール。

ワインもクラシックも正統派を重視する?時もあるかな。

ブルゴーニュ、どれを正統派と言っても過言ではない。

コート ド ニュイ最南端のアペラシオンであるニュイ サン ジョルジュ。

大手メゾンも認める産地である。

ご存知のように細長く北、南部と味わいの印象が違う。

人間の顔で例えるのなら馬顔である。

小学生の時の同級生なら馬顔で有名な伊藤君(偽名)である。

そうです。「駄馬君」!!

そうそう、通学用自転車は常に重いギアにしていた彼。

「俺はスタローンになるんだ」と益々痩せていった・・・・・。

ここで本題へ戻ります。

ややこしいのは南部のプレモー・プリセ村もNSGを名乗れる事である。

そして、悲しいのはGCが存在しない。

今後レ サン ジョルジュが格上げされるか楽しみである。

  ブル


★ 2012 NSG VV
  フィリップ・ガヴィネ

 おすすめ度:★★★★
 数年熟成後:★★★★★
 コスパ度:★★★★★
 知名度:★★

はっきり言って知名度は低い造り手である。

「はい、はい、地味な感じは認めます。」

会う機会があれば言っておきます。

しかし、以前からギド・アシェット誌ではその実力を認められている。

果実味がはっきりしていてミネラル感に富む。

独特なタンニンでNSG感がよくでています。

余韻でもしっかり感じるミネラル、首尾一貫しているのだ。

何と言っても、クラシック音楽で重要なポジションを占めているヴァイオリン。

オケでもソロでも欠かせない楽器である。

G線で心揺さぶられ甘美な高音はどんなスイーツだって叶わない。

私の大好きなシュークリームだってグァルネリ デル ジェスには負ける。

そして、そして、ヴァイオリニストは華やかである。

私もジャック・ティボーに憧れヴァイオリンを初めた。

ティボーのまるでモーツァルトが無邪気に踊りだしそうな演奏は自然と笑顔になる。

また、ヴァイオリン教本でお世話になったカール・フレッシュ。

彼に師事した正統派ヴァイオリニストがシェリングだ。

ヘンリク・シェリング。

彼の演奏したバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」

数々ある演奏の中でもお手本中のお手本。

第二次世界大戦では、300回以上の慰問演奏会を開いた人道的演奏家。

ブラームスのコンチェルトから小品まで模範的な演奏である。

ワインとクラシック音楽で楽しむ日々、いいですね。

☆ 作曲家の世界遺産バッハ作曲
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ

  ヘンリク・シェリング
  1967年7、8月 スイスで録音。

おすすめ度:★★★★
正統派度:★★★★★
音質:★★★★
感動度:★★★★★















書籍:ユダヤ人とクラシック音楽 (焼津 ワイン)

書籍:ユダヤ人とクラシック音楽

乱読人間の私。

興味のある本を2、3冊同時に乱読。

この習慣は幼い頃からである。

そして、同じく乱聴のクラシック音楽。

クラシック音楽は書籍も含め乱読、乱聴とまたまた器用な私である。

お待たせ致しました本題です。

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クラシック音楽では欠かせないユダヤ系音楽家。

いや、音楽の世界だけでなく様々な分野で大活躍している。

勿論、
本書は題名通りクラシック音楽とユダヤ人の関わりをテーマにしている。

少しかじった程度の私の知識でも10本の指は軽く使える程多い。

ピアニストのホロヴィッツ、ザーク、バレンボイムなどなど。

バレンボイムやバーンスタインはピアノも指揮の才能も豊かである。

やはり、ユダヤ人は選ばれし民なのか?

ヴァイオリニストのオイストラフ、ハイフェッツ、パールマン等々。

作曲家では、メンデルスゾーン、シェーンベルク、など欠かす事が出来ない。

マーラーもユダヤ人ですが改宗、しかしユダヤ人として捉えられている。

強烈な作者の意見が反映されていて、これが映画なら18歳未満は▲止にしたほうがいい?

作者の意見はあまりに極論過ぎる。

独裁者ヒトラーはワーグナーによって反ユダヤ主義に傾倒した、と・・・。

しかし、抜け目ないカラヤンの眼力に付いては確かに異論はありません。

モーツァルトの最高傑作「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」。

このオペラは、ダ・ポンテという1人のユダヤ人がいなければ生まれなかった。

話しは脱線しますが、モーツァルトの「魔笛」。

魔笛は様々に対峙する世界、そして暗にフリーメーソンもほのめかしている。

超脱線しちゃいます・・・・。

「魔笛」のおすすめ音源は、1949年のザルツブルク音楽祭での
ライブ録音、フルトヴェングラーの指揮だ。

音質も時代を考慮したら十分にいい。

そして、いきなり本線で最後の一言。

フィガロの結婚はフランス革命に浅くではあるが影響を及ぼしたオペラである。

★ ユダヤ人とクラシック音楽
   本間ひろむ 著

一読あれ!!







クラシック音楽を活用せよ。 (静岡 ワイン)

クラシック音楽を活用せよ。 

現代人は右脳で遊ぶ事をあまりしなくなったのかもしれない。

右脳を最大限に活用させるにはベルリオーズの幻想交響曲がいい。

恋に狂った狂幻世界。

 ベルリ


第1楽章は、恋人に出会う前の不安や希望に満ちている。
鏡を見たり、そわそわしながらも楽しい時間である。

第2楽章のワルツ。優雅に恋人と踊る。
これから起こる絶望の前の一時の幸せである。

そして第3楽章から変調の兆しを見せる。
前半は希望的で安らぎに満ちている。しかし恋人への不安。
そして、遠雷・・・・。

ショッキングなのは第4楽章。遂にストーカーと化し恋人を殺してしまう。
展開は早く、この天才作曲家の凄さがわかる。
あっと言う間にギロチンで首がすぽ~んと飛ぶ。
聴衆はあまりの展開に考える時間を与えられない。
ただ、受け入れるのみである。

第5楽章は、さながらハリー・ポッターの世界である。
魔女の夜会、亡者も飛び出し、うめき声あり、まさに狂乱。
そして、完全にマイケル・ジャクソンのスリラー状態となる。
しかし、コーダは息もつかせずに見事なフィナーレで終わる。
ですから、この作品は常に満場の拍手を貰える。
ミュンシュなど得意としている指揮者が多いのもわかる作品である。

ベートーヴェンが亡くなった3年後の作品。
それを考えると素晴らしさがわかる。
ベートーヴェンの進化と革新を確実に受け留めた1人がベルリオーズである。

視覚で確認が出来ないから、こそ右脳で感じる。
ですからベルリオーズの作品は大切である。
この超革新的作品はクラシック音楽へ波紋を投じるものであった。

2014年8月29日。
小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏。
久しぶりに小澤さんの幻想を聴いた。
幻想は10代の頃、小澤指揮で生演奏を聴いた以来である。
今回はテレビ観賞ですが、気合たっぷりでいい演奏だった。
この作品で重要な楽器であるティンパニーの奏者ライナー・ゼーガース。
この人もかなりポイントが高い。
チェロの木越さんも相変わらずダンディーな雰囲気を醸していた。
何よりもマエストロ小澤が元気そうで安心しました。
しかし、会場ホールの音響が悪く、せっかくの演奏も少し寂しく感じた。

ベルリオーズ
幻想交響曲 作品14

一聴きあれ!!









1歩二歩高級ワインは当店で!!
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VISA,Mastercard対応
ワインの種類は縦横無尽!!
   【店舗ご紹介】

ピノ ノワール店主

Author:ピノ ノワール店主
静岡県藤枝市
ワイン専門店ピノ ノワール店主。
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
ワインとクラシック音楽に生涯をかけています。
近隣の焼津市、島田市、静岡市、浜松市や相良、御前崎からもご来店。
バッハからストラヴィンスキーまで幅広くクラシック音楽を溺愛。
自らもヴァイオリンを弾き人生に華を添えています。
そんな超個性豊かな店主ですが宜しくお願い致します。
銘器ヴィヨームと私
私がベートーヴェンのスプリング・ソナタを弾いている写真。(1991年)
1850年製の銘器 ニコラ・ヴィヨーム。
当店のHPは以下をクリックhttp://www.p-noir.com/

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ソムリエ協会
【歴史】
創業明治37年
酒造業から酒類問屋を経て新たにワイン専門店としてがんばっております。
【クリック】
ブログ富士勢い
【会社情報】
ワイン専門店ピノ ノワール
(株)杉井隆治商店
創業明治37年
会社設立43年
平日:11:00~20:00
祝日:11:00~19:30
定休日:水曜
   :25日直前の火曜日
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藤枝市城南2-8-8
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